ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2014.11.13 01:09

アイヌは日本国民である


アイヌ語でモノを考え、アイヌ語で会話する人たちはいない。

日本語で思考し、日本語で会話しているのに、自分を「アイヌ」

だとアイデンティファイしている人ならいる。

だが血脈を辿っても、和人との混血が進みすぎていて、

純粋アイヌ人はいない。

果たして「アイヌ民族」というほどの集団がいるのか?

 

この問いに、香山リカ、中島岳志は答えなさい。

これは在特会のような「既得権益バッシング」ではない。

「アイヌは出て行け」とか「アイヌは死ね」とか、差別している

わけでもない。

「今もアイヌ民族がいる」と思い込んで、応援しようとしていた

わしが、実態を調べ、学術的に勉強し、自分で考えた上での結論

である。

 

国連が認めたとか、自民党が認めたとかは関係ない。

真実にしか興味がない。

この件で、運動する気もない。

アイヌを自称したい者たちは、勝手にアイヌと主張しながら、

今後も和人と混血していればよい。

和人と混血するしかないのだから。

 

アイヌと自称する人たちは、日本国民である。

わしは日本民族という言葉を、便利だから使う時はあるが、

民族主義者ではないので、「国民」という言葉を主として使う

ことにしている。

 

言論・思想を封じるのではなく、思想し続けたいわしに対して、

香山リカと中島岳志は答えよ!

「わしズム」でアイヌの特集をしている。

左翼の反応は知っているが、今のところ全く納得していない。

わしは納得すれば考えを変えることが出来る。

思想を止めた者は人間ではないと思っているから。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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第117回 令和6年 5/25 SAT
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テーマ: ゴー宣DOJO in大阪「週刊文春を糾弾せよ!」

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